和栗のモンブラン。


なんだか、このブログは食べ物の話題ばかり。
と、食道楽を自認しながらも、今回もこりずに食べ物の話題。


先日の栗の渋皮煮に引き続き、余った栗でモンブランを作ってみた。
渋皮煮を残しておいたので、モンブランの中身と飾りに使用。



生栗はゆでずにそのまま冷凍保存しておいたのだけど、すでにイモ虫君の餌食になっていたものも多く、泣く泣く何個も捨てるハメになった。


教訓。
生栗を保存する際は、早めにゆでてから冷凍保存しよう。


マロンペーストを作るとき、栗を漉すのにちょっと手こずったけど、あらかじめ細かく刻んでからミキサーにかければ早くできることがわかった。


今回は土台に「アーモンド入りメレンゲ生地」を作った。
面倒ならバームクーヘンとか適当な土台を選んでもいいみたい。


とりあえず、記憶にあるうちにレシピを残しておこう。
(作ってからすでに数日たっている。覚えてるか心配。)


*******


<材料>(小サイズ9個)
[マロンクリーム]
  生栗          ・・・200g
  砂糖           ・・・大さじ4
  牛乳           ・・・1/2カップ
  生クリーム        ・・・30g
  バター          ・・・30g
  ラム酒          ・・・10g
[アーモンド入りメレンゲ生地]
  卵白           ・・・1個分
  グラニュー糖       ・・・20g
  粉砂糖          ・・・20g
  (なければグラニュー糖)
  アーモンドプードル    ・・・30g
  小麦粉          ・・・10g
[仕上げ]
  生クリーム        ・・・170g
  砂糖           ・・・大さじ1
  バニラエッセンス     ・・・少々
  栗の渋皮煮        ・・・9個


<作り方>


[マロンクリーム]


1 圧力鍋に栗とひたひたの水を入れて火にかける。
  圧がかかったら弱火にして5分間加圧し、火を止めて圧が抜けるまで放置。


2 圧が抜けたら、あたたかいうちに栗を半分に切り、スプーンで中身をとりだす。
  この時、あえて粉々になるように取り出した方が後がラク
  大きいモノは包丁で細かく刻む。(正味150g)
  


3 鍋に栗、砂糖、牛乳を入れて中火にかけ、木べらで混ぜながら煮詰める。
  全体がまとまってきたら裏ごししてペーストにする。
  *栗がかたくて裏ごししにくいときは、ミキサーにかけてから裏ごしする。
  


4 生地が冷めたら生クリームを少しずつ加えてゴムべらで混ぜる。
  最後にバターを入れてクリーム状にのばす。
  


[アーモンド入りメレンゲ生地]


1 粉砂糖、アーモンドプードル、小麦粉を合わせてふるっておく。

2 メレンゲを作る。
  卵白をほぐしてからグラニュー糖を3回くらいに分けて加え、しっかり泡立てる。

3 粉類を一度に加えて混ぜ合わせる。
  泡をつぶさないように、下からすくうようにして粉が見えなくなる程度まで混ぜ合わせる。

4 天板にクッキングシートをしく。
  スプーンで高さ5ミリ、直径5センチ程度の円型に形作る。
  *写真を撮るのを忘れた。。。

5 100度のオーブンで焼く2時間焼成し、取り出して冷ます。


[仕上げ]


1 渋皮煮を半分に切っておく。生クリームを絞り器に入れる。
  メレンゲ生地に渋皮煮(半分)を埋め込みながら生クリームを山状に絞る。
  形を整えて冷蔵庫で冷やす。
  


2 生クリームのまわりに、モンブランの口金でマロンクリームを山状に絞る。
  マロンクリームが柔らかければ、冷蔵庫で冷やして適度な固さにする。
  (今回は家にあった平らなギザギザの口金を使用。)
  


3 残りの渋皮煮をトッピングしてできあがり。
  


*******


まあ、初めてにしては上出来でしょう。
今回はラム酒がポイントだったと思う。
多すぎると酔いそうだし、少なすぎると物足りない。
このレシピでちょうどいいバランス。
ふわっといい香り♪


仕上げをもう少し工夫してもいいかも。
ちゃんと、いわゆるモンブランの口金(生パスタみたいなの)を使った方が、それらしく見えたかな。
なにせ、形から入るO型だからさ。


それにしても、2人暮らしでこんなにつくってどうするつもり。。。


とりあえず2個は近所に住む両親にプレゼント。
1日遅れの両親の結婚記念日に。


残りは2日かけて2人で食べちゃいました。
小さいサイズだったし、ね。。。