いよいよ。


明日、引越し業者が来て荷物を搬送します。部屋も明日引き払います。25日の渡米日までは私の実家に居候予定。今夜はあざみ野で過ごす最後の夜。


今日の昼間、冷蔵庫、洗濯機、小さなテレビを家電リサイクル業者へ持って行った。頼めば引取りに来てくれるのだけど、運送料が高い!ただでさえ、リサイクル料が3つで1万円かかるのに、運送を頼むと、さらに6千円近くかかる!だから、オットと2人で3階からえっさえっさと運んださ。。。


うちの車に3台乗るか心配だったけど、ほんとにギリギリ収まった。冷蔵庫があと1センチ高かったら、2往復しなくてはいけなかったので良かったわ。

↑死体にあらず。


ちなみに、このレガシーも明日で廃車です。最後の大役をしっかり果たしてくれました。ありがとう!うちのレガシーにお世話になった皆さん、どうか冥福を祈ってくださいね。


実家でネットをできないため、次の更新はアメリカからになりそうです。皆様、お元気で。あばよ。

急増中。


度重なる送別会と料理教室(まだ行ってるのか!)のため、体重が退職後の1ヶ月で2キロ急増。。。せっかく夏にダイエットしたけど、ほとんど元に戻っちゃったよ。


でもいいの。みんなと美味しい食事を食べることも当分できないから。この瞬間を楽しむのさ!


と言いつつ、くやしいから渡米準備のカテゴリーに入れてみた。渡米までにあと1キロは増えそう。。。


<おまけ>

料理教室についてまとめる時間がないため、写真のみお楽しみくださいませ。


・ケーキ教室
マロンケーキ


・アラビア料理教室
SHISHITAOUK, HOMMOS & MOTABAL
〜チキンケバブ、ヒヨコ豆の茄子のディップ添え。


・ドイツ料理教室
GEFULLTER PAPRIKA〜羊乳チーズとひき肉のパプリカ詰め。

大切なもの。


今夜はオットが実家に帰っていていない。私も一緒に行こうと思ったけど、今日も明日も用事があるため夜は家でお留守番。職場の先輩とランドマークタワー70階のバーでお別れ会をし、さっき帰ってきた。
私は1人で夜を過ごすのは、結婚してから初めて。誰もいない家はがらーんとしていて寂しい。でも、これってオットにとってはいつものことだった。私はずっと3日に1度当直だったから。「独身気分でいいでしょ。」「愛人を連れて来れて良かったね。」などと言って放っておいたけど、ほんとはどんな気持ちだったのかなぁ。ま、きっと口うるさいヨメがいなくてのびのびしてたんだろうけどね。


ステレオやテレビをつけたいけど、引っ越し準備のためすでにコードを抜いているので、今、唯一の音源であるiMaciTunesを聞いている。iTunesにはなんとなく聞きたくなった曲(あえて邦楽のみ)を新旧15曲くらいダウンロードしてある。
その中に、私の運命を決定づけた曲がある。それは、みつきの『大切なもの』。作詞作曲はコブクロのナントカさんで、映画「ドルフィンブルー フジ、もういちど宙(そら)へ」の主題歌。(私は観ていないけど。)
この曲を初めてちゃんと聞いたのは、7月の宮古島ダイビング旅行の帰りのこと。1人で飛行機に搭乗し、あの耳が痛くなるヘッドホンで機内音楽を聞いていると、みつきの澄んだ声が流れ出した。そのころ、ちょうどオットのアメリカ行きの話が進んでいて、私は一緒にアメリカへ行くか、残って仕事を続けるか迷っていた。9割は一緒に行く気持ちでいたけど、どうしてもやりたい仕事があったためはっきりとは決められず。。。そんな時にこの歌詞が流れ、ハッと何かに気付かされた。

♪大切なもの失って 初めて知る 強さがある事 
 教えてくれた君が僕の大切なもの だからそばにいたい♪


知っている人は知っているだろうけど、オットと私は付き合っていた頃に半年の空白の期間がある。付き合って3年ほど経ったころのことだった。まぁ、色々あってね。そんなこともあって、一度大切なものを失った私の過去を含め、この歌詞はその時の自分と、痛いくらい完全にシンクロしていた。そして、そばにいようと決意した。
ちょっとした細かい障害が自分を迷わせているけど、本当の気持ちを単純に純粋にポンッと吐き出すと、やっぱり一緒にいるのが一番。ちなみに、この歌の他の歌詞も、全てシンクロしている。たぶん、この歌をコブクロが歌っていたら、私の心には止まらなかっただろう。15歳の純粋な澄んだ声だったから、心に届いたんだろうな。
音楽の影響って怖いね。でもおもしろい。聞く人がそれぞれ色んな思いを重ね合わせながら聞いてると思うと、1つの歌でたくさんの人生を歌ってるみたい。


引っ越しの2週間前に全てのカーテンをはずしてしまったオットに腹を立てたり、送別会ばかり行って準備をしない私にオットがキレかけたりと、最近はオットとぶつかってばかり(原因はほとんど私)。でも、そばにいると決意した以上、苦難も一緒に乗り越えて行きたいと思う。久々にこの曲を聞いて、心の純粋な部分が顔を出した。大切なものを大切にしていこう。


大切なもの(通常盤)

大切なもの(通常盤)

プランター台いりませんか?


我が家のベランダにあるプランター台、どなたかもらってもらえませんか?もれなく、ジョウロとスコップ付き。


サイズは、横90cm×高さ58cm×奥行き64cm。
ホームセンターで買った安価なものだけど、まだ1年くらいしか使っていないので、もし欲しい方がいればもらってくれると助かります。ベランダに置くのに調度いいサイズかと。
けっこう重いので、車で取りに来られる方でお願いします。(うちから車で20分前後なら私が持っていきます。)
良ければプランターも。渡米に向けてガーデニングをやめたので、ほとんどが空だけど。


あと、物干し竿もいらんかね。

送別会&手羽先の冷めない距離。


みなさまが企画してくださる送別会、昨日までの3日間に4つ、この先1週間に4つ。先週は各種手続きもあったりしてちょっとあわただしかったけど、出国までに会いたいみんなに会えて、感激の毎日です。企画してくださったみなさま、本当にありがとうございます!
ただ、いつもなら家に帰ってからも色々思い返して物思いにふけるのだろうけど、やっぱりあわただしくて気持ちが追いつかず、予定をこなすので精一杯。今日は時間と心に少しゆとりができたので、忘れないうちにこの3日間の思ったこと、思い出したことを書き留めておこう。


・木曜日・・・前々職場の皆様との送別会

1年半いた職場で一緒に働いた女性10名が集まってくださいました。特に忙しい部署にいる方ばかりだったので、よくこんなに集まってくださったなぁ、と感動!企画してくれたのが半年だけ一緒に働いた大好きなI先輩。感謝、感謝です!
女性が少ないこの職業には珍しく、女性が多い職場だったけれど、だからこそ甘えは許されない。上司の女性から「遅い仕事は誰でもできる!」などとよく叱られたものだ。そのおかげで、自分でもかなり成長したと思う。
子育てをしながら仕事を続けている上司・先輩も多く、そんな方々よりも先に退職することを申し訳なく思う。。。でも、みなさまから学んだたくさんのことは、決して無駄にはしません。


・金曜日・・・前職場の皆様との送別会

1年だけしかいなかった職場の方々9名が集まってくださいました。今回は8月末に退職した後輩と一緒に送別会。この間ソムリエナイフをくださったK課長も参加してくれた。企画してくれた大先輩のFさん、本当にありがとうございました。
私は昇任してこの職場に異動したにもかかわらず、まったく初めての部門の仕事で迷惑ばかりかけてしまった。しかも、正直に言って一番苦手な部門で毎日辛い思いをしていた。でも、周りの方々が本当に楽しく良い人ばかりだったので何とか乗り切れた。トイレで泣いたこともあったけど、みんなと一緒にいると楽しく過ごすことができた。
K課長なんて、「みんな大変な思いをしているから」と言って、誰かの誕生日やお祝い事があるたびにケーキを買ってきてくれたのよ!喜ぶ私たちも単純だけど、こういうことってとても大切で、みんな頑張ろうと言う気持ちになり、心が1つになる。
今回企画してくれたFさんは、早朝出勤の日はいつもおにぎりや卵焼きなどを作ってきてくれた。その気持ちが嬉しく、Fさんが異動した後は私がその伝統(?)を引き継いだ。不思議と、みんなのためを思ってお弁当を作るのはとても楽しいし、美味しそうに食べてくれるとすごく嬉しい。みんなのためと思っていたけど、実は自分のためだったんだなぁ、と、今になって思う。1年という短い間だったけど、固い絆で結ばれている。この縁を大切にしていきたい。


・土曜日(昼の部)・・・同期との送別会

同期7名がいつも同期会で集まるレストランに久々に集まった。仕事を頑張っている人、育休中の人、退職して子育て中の人など、それぞれの生活を送っている。あと1名いるのだけれど、退職後イギリス留学中のため欠席。
入社後、半年間全寮制の厳しい生活を共にした同期たち。卒業して8年、それぞれ沢山の経験をして確実に成長しているはずだけど、みんなで集まると22、3歳の時に戻ってしまうから不思議。もちろん、変わったところもあるけど、その人らしさとか考え方の根っこは、基本的に変わっていない。お互い小ジワやシミが増えても、白髪が生え始めても、きっとそれは変わらないんだろうな。と、みんながワイワイ話しているのを眺めながら思った。
これからもいつでも会える気がして、じーんときたりはしなかった。むしろ、次に会える日が楽しみ。もらった素敵なプリザーブドフラワー、なんとしてでも(機内持ち込みでも)持っていくぞ!


・土曜日(夜の部)・・・研修で出会った方との送別会 in 名古屋
同期との送別会の後、そのまま新幹線で名古屋へ。昨年研修で出会った愛知・京都の方と待ち合わせし、酒好き3人でまったり語り合いました。石川からもう1人集まる予定だったけど、仕事で来られず残念!
たった2週間の研修(全寮制)だったけど、驚くほど気が合ってとても親しくなった。運命的な出会いだったとさえ思える。渡米前にどうにかして会いたいと思って声をかけたら、忙しい中時間をつくってくれた。
今回、2人と話をしていて気づいたのだけど、どうやら私はうちの職業(もう辞めたけど)に染まりきっている情熱系の人とはあまり仲良くならないようだ。もちろん、尊敬できる方はたくさんいるし、染まることも大切かもしれない。でも、私について言えば、腹を割って話す、という方向には行かない。それよりも、ちょっと客観的に見ていたり、外の世界との交流も多い人の方が親しみやすい。(きっと逆の人もいるだろう。)そういう意味で、今回お会いした2人はすごくバランスがとれていて、趣味などで一般の方との交流が多い方々。2人とも私より年上で、公私共にとても経験豊富。話していてとても楽しく、時間を忘れて夢中で語り合った。こういう出会いも貴重な財産。しばらく会えないけれど、必ずまた会いましょう!
夜はシティホテルに1泊。1人でビールをプシュッ!偶然にもテレビで大好きな映画「フラガール」を放送していた。それもまた思ひ出。


ということで、今日、昼過ぎに名古屋から帰ってきました。名古屋駅のデパ地下で買った手羽先と味噌串カツは家に帰っても温かかったです。カリフォルニアで買ったハンバーガーは、日本に着くまでに冷めちゃうだろうな。。。


医療保険事情。


オットの元同期であるもりぞおさんに薦められた映画「シッコ SiCKO」を観て来た。これはマイケル・ムーア監督がアメリカの医療保険事情を斬ったドキュメンタリー映画


あいやぁ、ここまでひどいとは思わなかった。。。
アメリカに健康保険制度がなく、保険にもいくつかのランクがあることもわかっていた。でも、たとえ保険に入っていても、何かしらの理由をつけて適正な医療を受けられず、裕福な生活をしていた人も医療費で破産してしまうという状況。保険の適用外だと、子供であろうと死んでしまっても仕方がないという状況。保険会社は保険金の請求があると、加入時の申告漏れや何かしらのミスを見つけて保険金を払わない。また、医師が治療は必要ないと判断すると、よけいな保険金を払わずに済んだということで医師が表彰されるらしい。なんだそりゃ。


それに引き換え、フランスは医療費はタダだし、病気の有給休暇は退院後も3ヶ月とかもらえるし、ベビールームは1時間120円だし。。。何から何まで優遇されている。その分税金が高いけど、どう考えても制度がしっかりしている方が安心だし便利。


1つ、私もずっと気になっていたのが、犯罪者の医療費。警察の留置場にいる人も、刑が確定して拘置所や刑務所にいる人も、病気は国費で治療してもらえる。そういう人は健康保険が適用されないから仕方がないと言えば仕方がないけど、それで肝炎のインターフェロン注射など高額の医療を受けている人がいるっていうのは、どうしても納得がいかない。アメリカも同じで、こんな悲惨な医療問題が浮き上がっているのに刑務所にいる人は高度な医療を受けられるらしいよ。おかしくない?


この映画を上映するにあたって、政府とも色々もめたらしい。でも、映画を支持する国民におされ、来年の大統領選挙候補者が次々と公約に医療制度導入を掲げ始めた。急に180度変えるのは難しいかもしれないけど、こういう問題は一気に変えてしまわないと結局改善できないと思う。


そんな国だけど、行くと決まったからには戦わねば!がんばります。。。


*ちなみに、この映画は10月5日まで公開しています。