29歳のクリスマス。


お題を見てわかるとおり、今年は20代最後のクリスマス。
ドラマの「29歳のクリスマス」が放送されていた1994年当時、私は受験勉強に明け暮れる高校3年生。このドラマは見ていた覚えはないけど、マライヤ・キャリーの歌が流れる中、颯爽と歩く山口智子の美しさに「29歳って大人だなぁ」とぼんやり感じていた。。。


でも、29歳になってみればなんて事はない。まだまだ未熟な私でございます。ただ、あの頃よりは確実に経験も積んだし(当たり前)、世の中の良い面悪い面をたくさん見てきました。今の自分、それなりに好きです。でも、満足はしていません。あと数日で迎える30代。さらなる経験を積み、女っぷり人間っぷりを向上させるよう精進いたします。


話は変わって、クリスマスの食卓のお話。
ボーナスで買った念願のSTAUBの鍋が届いたので、今年は丸ごとローストチキンに挑戦することにした。

本当はクリスマスといえばターキー。でもネットでフランス産ベビーターキーを注文しようと思ったらクリスマスに間に合わず、「ハナマサ」や「成城石井」に売っているアメリカ産のどでかいターキーはお鍋に入らない。そんなわけで、今回は蔵王土鶏(ざおうとけい)」なる地鶏をつかってローストチキンを作ることにした。ちなみにこの地鶏ちゃん、体長25cm、体重1,6kg。


基本のレシピは料理教室で習ったスコちゃんのターキー用レシピ。味付けは塩コショウのほか、アニスシードコリアンダーをベースにし、私の好みでローズマリーとタイムも使ってみた。
ローストチキンを作る時は、前日から調味料をまぶしてマリネしておく必要がある。でも、前日は当直のため下ごしらえができない。仕方がないので、当直の前日(12/22)に地鶏ちゃんを購入し、寝る前にマリネして冷蔵庫で安らかに眠らせることにした。ある意味、3日がかりの料理。。。
でも、その分当日はラクできました。スタッフィングを作って地鶏ちゃんのお腹に詰め、お鍋で2時間ローストしてできあがり。ローストしている間にブイヤベース、生ハムサラダ、グレイビーソースをつくって料理終了。
焼き上がりはこんな感じ。

「ごめんなさい」のポーズ。いえいえ、私の方こそごめんなさい。


お味はというと、さすが、「蔵王土鶏」は筋肉が細くて柔らかいのが特徴というだけあって、とっても柔らかくてジューシー。長時間マリネしただけあって、味が染みて旨味もたっぷり。皮も厚みと弾力があり、鶏皮好きにはたまらない。全体としてローズマリーの香りが効きすぎていた感じもしたので、次に作るときは気をつけよう。
それにしてもすごい量。2人では到底食べきれない。。。というわけで、今夜も同じメニューです。


このところしばらく禁酒していたのだけど、3日前にようやく解禁。
まず、クリスマスと言えばシャンパン♪
今回選んだのは“Piper Heidsieck Brut〜パイパー(ピペ) エドシック ブリュット”。

はぁ〜、やっぱりシャンパンを飲むと心が華やぐわ〜♪

次は。。。
これにて終了。
しかも、375mlなのに1/3残しちゃいました。
もともとオットはあまり飲めないし、私も料理でお腹が一杯。ワインを楽しむ味覚が途絶えてしまったので2杯だけしか飲めませんでした。どうせ飲むならおいしく飲みたいしね。
まだ開けてないボージョレも開けるつもりだったのに、そんな余裕ないない。またの機会に。


ちなみに、うちにはサンタクロースはやってきません。
付き合ってから6回目のクリスマスだけど、今までプレゼント交換は一切なし。お寺の孫のせいか「クリスマスは他人の誕生日」というオットの主義により、基本的にクリスマスのお祝いをしないのです。一応、私は自分がおいしいものを食べたいから毎年料理だけはちゃんとするけど、オットにとっては普通の夕飯。初めの頃は私も「日本の文化なんだからさぁ」と説得したりもしましたが、最近はもう慣れました。別にいいやって。

こういうと、オットが悪者になりそうなので弁解しておかなくては。
オットはお互いの記念日などはとっても大切にお祝いしてくれる。世間の勝手なイベントが嫌いなだけ。身近な人や自分たちの記念日は大切にしてくれるから、まあ良しとしよう。
でも、将来子供ができたらサンタになってもらわないとなぁ。


なにはともあれ、メリー・クリスマス♪