〜京都町家編〜


名古屋に住むオットのおばあさんとお別れし、新幹線で京都へ向かった。
京都に着いた時はすでに夕方。なので、とりあえず宿泊先へ直行。


1泊目は、築100年以上の町家を改修したというゲストハウス「和楽庵」

近くには平安神宮京都大学がある。
金額は素泊まり2名で5500円、つまり1名2750円なり。
頼めば400円で朝食を食べられるけど、今回は頼まず。
泊まるだけだし、なかなかリーズナブル!


ただし、
・部屋に鍵なし。
・寝間着・タオルなし。
・お風呂は共同のシャワーのみ。
・床に少々傾斜あり。
と、少々の不便さはある。
でも、テント旅行の多い私たちには、屋根があるだけで充分。


夕飯は宿の近くのお好み焼き屋さんに入ってみた。
熱々のお好み焼きを前に、ビールで乾杯!
ソースも選べておいしい!


隣の人が食べていた「だし巻き卵」がおいしそうだったので、これも注文してみた。
鉄板で「だし巻き卵」をどうやって作るのだろう???
カウンターだったので、作り方をじっと見ていた。
そうしたら、あっという間に完成。
鉄板の上に生地を一気に広げ、半熟の状態でクルクルっと巻いて終わり。
その間、15秒程度。
お見事!!!
だしが効いてて半熟トロトロ。おいしかったぁ。


家で作る時って、少しずつ生地を広げて巻いて広げて巻いて、、、で結構ちょっと手間がかかるけど、鉄板ってすばらしい。
フライパンでは同じようにできないだろうな。


お腹もいっぱいになったところで、すこし散歩へ。
薄暗い京都大学の敷地内を勝手に歩き回り、とりあえずなんとなく記念に写真を撮っておいた。


お風呂は、宿の人に紹介してもらった銭湯へ行ってみた。

京都はけっこう銭湯が多い。
学生が多いからかな、と思ったけど、行ってみたらおばちゃんばかり。
地元のおばちゃん達にまぎれて入る銭湯も、なかなか乙なもの。


一見普通の銭湯でも、温泉みたいに色んなお風呂があった。
ジェット風呂、ハーブ風呂、電波風呂、サウナ。
電波風呂ってなんだろう、と思って、片足を入れたところ、別になにも起こらない。
な〜んだ、と、もう一歩進んだ瞬間、
ビリビリビリビリッッッッッッッッ!
3秒と入っていられず、すぐに退散。
すっかり緊張してしまった心身をハーブ風呂でときほぐして帰りました。


翌朝、宿の中庭の一隅に、ちいさな仏像を発見。
おだやか〜。


そして、2年ぶりの京都散策へ出発した。


宿は熟睡できて良かったのだけど、個人的に失敗したことが一つ。
荷物を減らすため、寝間着を半袖と短パンだけにしたのがいけなかった。
秋に入り始めた京都は朝晩とても冷える。
朝起きると自分の体が死体のように冷え切っていた。
なんだか調子も今ひとつ。
風邪と言うほどではないけど、好調とも言えない。


実はこの日の午後、京都に住むオットの会社同期家族の家へ遊びに行く予定だった。
でも、1歳の子供がいるので、もし風邪だとしたらうつしてしまう可能性が。
とっても楽しみにしていたけど、こればっかりは仕方がない。
泣く泣く断りの電話を入れた。
あぁ、職場では「体調管理も仕事のうち!」ときつく言われているのに。。。
大事な旅行で気を緩めてしまった。。。


結局、風邪でもなく、夕方には私の体調もほとんど治った。
なんだったのだろう。。。
あぁ、残念!