栗の季節。



聞こえてくる、秋の足音。


先日、オットのお義母さまから届いた荷物の中に、2キロの栗が入っていた。
栗って大好き♪秋って大好き♪
さっそくゆでて食べました。ホクホク、おいしい!
せっかくこれだけあるから、ゆでる以外にいい食べ方はないかなぁ。


で、今回は初めて「栗の渋皮煮」に挑戦してみた。
失敗したら悲しいので、とりあえず0.5キロだけおためし。



気軽に作り始めたはいいけれど、やっぱり手間はかかった。
でも、想像したよりは難しくない。ほとんど同じ作業の繰り返し。
ひたすら渋味を抜いていくべし。


あえて言えば、たくさんの栗をむいて、指先が荒れてしまった。
巷には「栗くり坊主」という栗をむく道具もあるらしい。
また作ると思うし、買っちゃおうかな〜。


いつものように、ネットで色んなレシピを見比べながら自分流にアレンジして作ってみた。
忘れないようにレシピを書いておこう。


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<材料>
栗     ・・・500g
重曹    ・・・小さじ4
砂糖    ・・・約300g *むいた栗(虫食い排除後)の8割
塩     ・・・少々
ブランデー ・・・大さじ2
(ブランデーはなくてもOK。お好みで。)


<作り方>


1 たっぷりのお湯を沸騰させ、火を止めて栗を投入。
  1時間以上(できれば一晩)つけておく。


2 栗の皮をむく。渋皮を傷つけないようにやさしく扱う。
  *この時、イモ虫君の「こんにちは」に気をつける。


3 鍋に栗、ひたひたの水、重曹小さじ1を入れて火を付ける。
  沸騰したら弱火にして10分くらいゆでる。
  アクが出たら、そのつど取り除く。


4 ざるにあけ、ふたたび3の作業をする。


5 ざるにあけ、水を入れたボールの中で栗を洗う。
  楊枝などで渋皮のまわりの筋をとる。
  *栗の背中の部分にある黒い紐状ものを取ることを、「ふんどしをはずす」とい言うらしい。へえ〜。


6 3の作業を2〜3回繰り返す。
  なんとなくアクが抜けてきた感じがしたらOK。


7 水に砂糖と塩少々を入れて沸騰させ、栗を入れる。
  クッキングシートで落とし蓋をし、1時間くらい弱火で煮る。  
  *本職はル・クルーゼで作ったので、蓋をして10分くらい煮た後、余熱を利用。


8 お好みでブランデーを加える。
  そのまま一晩おき、味をしみこませてできあがり♪


アップに耐えられるかしら。


<ポイント>
・ 渋皮に傷を付けないように終始気をつける。
・ 栗を重曹でゆでる時、水からゆでないと重曹の効き目がない。
・ アク取りで手を抜くと渋味が抜けないので頑張る。


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意外とおいしくできて大満足。
と、いつもの自画自賛
渋味もちゃんと抜けました。
もう少しブランデーを入れてもいいかも。


1つ失敗したのは、当直明けで昼寝する前に作り始めてしまったこと。
始めてしまったら途中で休む暇がない。
ナチュラルハイの妙な集中力。
栗をむき続ける。
筋を取り続ける。
アクを取り続ける。
気付いたら日が暮れていた。。。


残りの栗1キロ。
次は何を作ろうかな。