テイスティングできるワインショップ“BISTY'S”。


カリフォルニアに住むShinaさんが、セルフサービスでテイスティングできるショットワインバーへ行ったと聞き、日本にも同じシステムのワインショップがあるとの情報を手に入れた。で、さっそく友人pink夫妻とともに行ってきた。場所は表参道ヒルズ“BISTY'S”。(オットはワインが苦手なので家でお留守番。夕飯から合流。)


システムとしては、プリペイドカードを500円で買い、お金をチャージする。好みのワインを見つけたらカードを入れ、グラスを注ぎ口にあて、20ml、50ml、100mlから好きな量を選んでボタンを押すだけ。値段は20mlで200円台のものから1000円を超えるものも!
テイスティングといってもきちんと席について飲むことができる。食事メニューも、ちょっとしたおつまみ(生ハム、チーズ、オリーブなど)からきちんとした料理まで用意されているので、ゆったりテイスティングできるのが魅力。


私たちはどれも20mlずつ試してみた。20mlというと、量はこのくらい。ほんのちょこっとずつ、じっくり味わいながら試飲する。

私は4000円チャージし、8種類(白1、赤7)を飲み比べてみた。pink夫妻はワインの知識が豊富で知っているワインが多かった様子。でも、私はほとんど聞いたことのないワインばかり。とりあえず、同じ品種のワインを飲み比べたりってなかなかできないので、説明を読んで気になるものを試飲してみた。品種はブルゴーニュピノノワールボルドーメルローカベルネソーヴィニヨン、イタリアのモンテプルチアーノなど。
まあ、細かく言えば色々違いがあったのだけど、私にとっての印象を簡単に言うと、ブルゴーニュは、どれも香りは甘いのに、飲むと酸味が強く、その印象の違いに驚いた。ボルドーは、花のような華やかな香りにどっしり落ち着いた味わい。やっぱり私はボルドーの方が好みだなぁ。
同じ品種で値段の違うものを飲み比べてみて共通したのが、初めは安いほうが飲みやすいけど、時間が経つと安いほうは渋味が強くなり、高い方がまろやかで飲みやすくなる。ワインって生きてるんだなぁ、ってしみじみ実感した。(ただし、20mlの量が飲みやすくなるまで待つのって、ものすごく辛抱が必要!)


最終的に一番気に入ったのはこちら。
BORDEAUX PAUILLAC “LES FORTS DE LATOUR”2003(ボルドー ポイヤック “レ・フォール・ド・ラトゥール”2003)

さすが、有名シャトーのセカンドラベル!同じ値段のボルドーと比べても、断然香りもよく、口当たりがいいけど濃厚で余韻もいい。
ちなみに20ml630円。ボトルで12,600円。はぁ〜。。。


テイスティングができるワインショップ」といっても、ほとんどの人はテイスティング自体が目的で、購入する人は少ないのではないかと。。。私たちもその部類。軽いおつまみとたっぷりのテイスティングを存分に楽しみました。
またワインの種類が変わる頃に行ってみよっと。