いじめによる自殺って。

最近、あまりに多すぎる「いじめによる自殺」。でも、これって、過剰に騒ぎ立てるメディア側にも問題がある気がして仕方がない。きっと、そう思ってる人は多いよね。

実際にいじめにあってる子が最近の報道を見たら「そっか、自殺すればいいんだ」とか「やっぱり自殺するしかないのか」とか「自殺して見せつけてやる」とか気付いてしまう。そうやって「死」を身近に感じさせてしまっている。
死なければ解決しない問題なんて、この世にはないよ。（「死刑」は別としてね。）

自殺したい人を募ったサイトが問題になったりもしたけど、そういう人の自殺といじめが原因の自殺とは種類が違う。希望に満ちた子供の自殺というのは、耳にするだけで心が痛くなる。さぞかし辛かっただろう。でも、何も「死」なんていう極端な決断をしなくても。。。死ぬ勇気があったら、もっと他のことにその勇気を使って欲しかった。

メディア側も、せっかく相当な影響力があるのだから、視聴率のために暗い自殺ネタを集めるのではなくて、もっと悩んでいる子供に希望を与えるような報道をして欲しい。ただ眉間にシワをよせて「死なないで」なんて言うだけでは、深く傷つき苦しんでいる子供には何の効き目もないでしょ。そんな上っ面だけの偽善的な言葉はいらない。

自殺が発覚した小学校の校長先生が自殺したという話も聞いた。「責任感」をはき違えてるよ。校長が自殺を斡旋してどうすんのって。あぁ、もう、もどかしいったら。。。

いつか、自分の子供もいじめにあうかもしれない。親が気付かないことも問題だろうけど、もし万が一気付くことができなくても、いじめなどの逆境にめげない「たくましい心」を育めるよう努力したい。