2004年の夏、モロッコに住む友人を訪ねがてら、フランス一人旅をしてきました。フランス語は大学の第二外国語で勉強したはずだけどまるでダメ。。。なんとか英語で乗り切りました。


<1日目>


エール・フランスと大韓航空の提携便という格安航空券をゲットし、ソウル経由でフランス入り。ホテルはすべてインターネットで予約しました。パリでは町中の小さなホテルを予約。


初日のプチホテルは凱旋門の近く。
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最初の日の夕飯は、フランス料理老舗「ル・ノートル」でお総菜を買い、ホテルで食べました。ちなみに、ナイフとフォークがなかったので、マクドナルドに行ってもらいました。(笑)
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<2日目>


あこがれのシャンゼリゼ通りを、クロワッサンを食べながら歩き、コンコルド広場へ。
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広場でひと休みしてから、モンマルトルの丘をめざす。途中、ランニングをしている地元のおじいちゃんに声をかけられ、しばらく話しながら歩きました。


あの『ムーラン・ルージュ
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映画『アメリ』の舞台となったモンマルトルのカフェ。
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『壁抜けの男』
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モンマルトルへ続く小道。街のすべてが絵になる。
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モンマルトルの丘にあるサクレ・クール寺院。こちらも『アメリ』によく出てきました。
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ワイン好きの私にとって、フランスで一番行きたかったのはシャンパンで有名なシャンパーニュ地方。ようやく夢が実現するべく、パリから列車で1時間、シャンパーニュ地方のランスへ。
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シャンパン工場見学 in POMMERY
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ポメリー夫人がが甘くないシャンパンを初めて作った年のシャンパン。この1本しか残っていないという超ヴィンテージもの。
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試飲エリアにいたお兄さんにカメラを向けたら、スマイルをくれました。
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ランスのノートルダム寺院。寺院内のステンドグラスは、ワイン作りの様子が描かれている。さすがシャンパンの町!!!
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ランスの町並み。
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ブドウ畑を抜けてB&Bへ。
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宿泊先はワイン農家のB&B。まるでホームステイ気分♪
ちなみに英語を話せるお宅にお願いしました。


お母さんが、自分のワイン畑に連れて行ってくれました。


こちらはMUMM社のシンボルとなっている風車(ムーラン)。


B&B(Bed&Breakfast)と言いながら、夕飯も一緒にいただきました。もちろんシャンパンもたっぷりいただきました。


写真は、お母さんと、畑で働いているエリック、エリックの息子アンソニー。お母さんのお子さんは、すでに独立して隣町に住んでいるそう。


自分の畑のブドウだけでシャンパンを作っているそうで、「有名なシャンパンは、色んな畑と契約してブドウを集めてシャンパンを作っている。うちのように一つの畑で作ったものが本当のシャンパンなのよ」と誇らしげに話してくれました。


お母さんの名前がそのままシャンパンの名前になってます。ワイングラスもオリジナル。



<3日目>


朝、庭から見たブドウ畑。


お母さんと別れ、ランスの隣町、エペルネーへ。
おなじみ、MOET & CHANDONの工場へ。


ツアーの模様。


やっぱり試飲。昨日から、何杯飲んでるのかな。。。
私が試飲したのは1998年ヴィンテージのシャンパン(白&ロゼ)


憧れのドンペリ
1995年ヴィンテージ。240ユーロ(約36,000円)!


ランス(Reims)駅にて。


*このあと、友人の住むモロッコに3泊し、再びパリへ戻ってきました。
(興味のある方は『2004 Maroc』をご覧下さい)


<7日目>


ロッコからパリに戻る。


多くの有名人が眠る、ペール・ラシェーズ墓地へ訪れました。


イブ・モンタンのお墓。
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エディット・ピアフのお墓。
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ショパンのお墓。
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旅の途中、パン好きの私はパン屋さんでクロワッサンなどを買っては食べ歩きをしてました。


一人旅は、レストランにはいるのがちょっと寂しいものですが、どのレストランも、お店の人がフレンドリーで嫌な思いをしなかったなぁ。パリの人は冷たいと聞いたけれど、結構あたたかく迎えてくれて、気さくに声をかけてくれました。


なによりも、フランスはどこへ行ってもおいしい!!!ハズレはありませんでした。


<8日目>


フランスに来たからには、一応おさえたいのがヴェルサイユ宮殿ルーブル美術館エッフェル塔。この3つを、1日で回りました。

ヴェルサイユ宮殿へは、パリから列車で20分くらい。
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日本語のイヤホンガイドをつけてマイペースに宮殿見物。
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鏡の間で自分を撮影。
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プティ・トランという電車で庭園内を回る。
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宮殿は、思った以上に広かった。
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昔、ヴェルサイユ宮殿にはトイレがなかったらしい。このお庭のどこかでマリー・アントワネットが用を足していたかと思うと、なぜかグッと親近感が湧いてくる。。。


パリへ戻り、ルーブル美術館へ。大変な混雑ぶり。モナリザの微笑みを見るために30分並びました。

とりあえずミロのヴィーナスをチェック。
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うしろ姿。そして、観客たち。
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気に入った絵。
“The Seosons”Giuseppe Arcimboldo(1527-1593)
全て植物でできてます。


春。
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夏。
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秋。
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冬。
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エッフェル塔では、エレベーターはものすごい行列だったため、階段で真ん中辺りまであがることにしました。20代の私ですら息切れしてしまい休み休み上ったというのに、意外とお年寄りも杖をつきながらがんばって上ってました。
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エッフェル塔を真下から見上げた図。
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エッフェル塔からの景色は最高!パリを一望でき、モンマルトルの丘だけ浮き上がっていました。パリの旅の復習にもなり、最後の日に来て良かったです。
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最後にセーヌ川水上バスで下り(上ったのかな?)宿のあるサン・ジェルマン地区へ戻りました。
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ノートルダム寺院もしっかり訪れる。
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フランスの日本大使館で働いていた上司からの宿題。
「Point Zeroを探してこい。」
よくガイドブックで「パリから何キロ」と書かれてますが、その基点となるモノがPoint Zeroだとか。


ちゃんと見つけましたよ。自分の足を入れた証拠写真
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海外1人旅は初めてだったけど、下調べもしっかりしたので充実したモノとなりました。食事の時だけ寂しかったけど。


パリの人たちは、思ったよりフレンドリーでした。1人で食事をしていると、たいていお店の人や近くで食事をしてる人が話しかけてくれます。
ほとんどの人がある程度英語を話せるので安心。1人旅にやさしい国でした。


次回は、もっと田舎の方を訪れてみたいなぁ。それまでにフランス語を勉強しよっと。