初めての日記はあの人の話題から。


IT企業に勤めるオットがいながら、そーとーIT音痴の私。「勉強がてらにブログでもはじめたら?」と勧められ、開設にいたりました。


さっそく本日のうれしい出来事。


仕事の当直明けで夕方4時に帰宅し、眠い目をこすりながらテレビのスイッチをオン。画面にあられたのは大相撲夏場所両国国技館からの中継。どうやらオットは今朝出勤前にNHKを見ていたらしい。


そっか、そんな時期か。思い起こせば中学・高校時代、相撲ファンだった私はよく友達と相撲を観戦しに行きました。といっても、もちろん枡席など手にはいるはずもない。始発に乗って朝6時から両国国技館前に並び、1500円の当日席(2階席最後列)を狙うのです。


あれから10余年、懐かしいなぁ、久々に見てみるかな。とチャンネルをそのままにしてウーロン茶をとりに台所へ向かったその時。聞き覚えのある甘い声が私を引き止めました。


きっとあの人だ!この解説はあの人の声だ!しかし、なかなか解説者の名前が出てこない。じっと待つこと数分、ようやくアナウンサーがこう口にした。


「今の立ちあい、いかがでしたか、錣山(しころやま)親方」


やっぱりね、そうでしょ、そうでしょ、だから言ったでしょ。そう、錣山親方の声、私が青春をそそいだ寺尾の声でした。いやぁ、久々に見た相撲中継の解説が寺尾なんて、やっぱり縁があるのかなぁ。当直明けであることも忘れ、つい「結びの一番」まで見続けてしまいました。


ちなみに私、寺尾の現役最後の土俵も国技館へ観戦に行きました。土俵を降りる姿にじーんと涙している私の横で、当時彼氏だったオットは笑っていました。そしてオットは私の代わりに寺尾の写真を撮ってくれました。


ちなみにちなみに、寺尾の断髪式も行きました。断髪式の日も、今日と同じ当直明け、ナチュラルハイ状態でした。